2022-12-07

万機公論に決すべし

■ 五箇条の御誓文の「万機公論に決すべし」は、いわゆる知識人なら、
■ まあ、まあ、常識的に?知っていることだろうけれど、・・・
■ 現実社会で、これが一般的になされているとは思えない面がある。
■ その現状とは何かは、とりあえず置いといて、・・・
■ この言葉の意味について書いてみよう。
  • 些細なことは皆にはからなくてもいいが
  • 大事なことを決める場合は誤ってはならないのだから
  • 物事は独断するのでなく
  • 必ずみんなと論じ合うようにする
  • 多くの人と話し合えば道理にかなったことを知りえる
■ ということで、まあ、3人寄れば文殊の知恵、ということだろうけれど、・・・
■ このような考え方、「万機公論に決すべし」は統治する側の心構えであり
■ 必ずしも、明治天皇あるいは明治天皇を補佐する者が初めて言い出したことではない。
■ 1868年のことのようだが、
■ 1200以上前、604年の聖徳太子の十七条憲法の最後に書かれていることそのものだ
  • 明治時代 1868年~1912年
  • 飛鳥時代 592年~710年
■ そして、明治から1200年以上前、現代2022年からすれば1400年以上前からの言葉「和をもって貴しとなす」があることに思いを致すべきものだろうと思う。
■ こうした日本の考え方と、例えばUSAの現状とを照らし合わせると、
■ 何を「民主主義」などという言葉を使うのかと呆れてしまうのだ。
■ USA など嘘だらけ、欲望だらけだ。