- 橋本遊水・あれこれ A・RE・KO・RE: 万機公論に決すべし (yuusui-arekore.blogspot.com)
- ■ この言葉の意味について書いてみよう。
- 些細なことは皆にはからなくてもいいが
- 大事なことを決める場合は誤ってはならないのだから
- 物事は独断するのでなく
- 必ずみんなと論じ合うようにする
- 多くの人と話し合えば道理にかなったことを知りえる
- ■ 1200以上前、604年の聖徳太子の十七条憲法の最後に書かれていることそのものだ
■ 聖徳太子は推古天皇の時代の人だから、
■ 十七条憲法は、日本書紀の推古天皇の項に書かれている。
- 十七曰。
- 夫事不可獨斷 必與衆宜論。
- 少事是輕。不可必衆。
- 唯逮論大事。若疑有失。
- 故與衆相辨。辭則得理。
■ これについての翻訳を、多少変え、
■ 原文を次のように入れ替えて、上のように書きならべた。
- 少事是輕。不可必衆。
- 唯逮論大事。若疑有失。
- 夫事不可獨斷
- 必與衆宜論。
- 故與衆相辨。辭則得理。
■ 十七条憲法」は他の条文も見ると、結構現実味があり、面白い。
■ 1400年の昔も今も人間の性情は本質的には変わらない、ともいえる。
■ 例えば、
- 賄賂をとってはならない
■ 今の政治家に聖徳太子の十七条憲法をよく読みなさい、と言ってやらないといけない。
■ 他にも色々ある。